「オナニートレーニング」というゲームジャンルが次に来る

『てにおはっ!』の作品ポイントの説明にある「快適なオナニーライフを」という文言を見て考える。
「快適なオナニーライフをサポート」的なエロゲーは、なんか最近目に付くようになった気がする。WAFFULとかILLUSIONとかであるような?ソフト。それはエロゲのシステム周りが充実していることの価値が周知されて、18禁ソフトな面を押し出してストレスなくプレイできるよう割り切ったときに生まれる良さがある。


でもより素晴らしい「快適なオナニーライフ」をソフト側が提供しようとするなら、プレイヤー側の好きにカスタマイズできますよというだけでは足りない。足りない。魅力は、価値は伝えられてしかるべき。


スローオナニーのHow to本がしばらく前に出たのは記憶にあるだろうか、話題になったように思う。


スローオナニー入門 「快感をもっと長く、深く味わう "スローオナニー"の世界」 : アキバBlog




催眠オナニーの本が出て、アナルオナニーの本が出た。

さあ、やってみよう~催眠オナニー入門~(CD付)
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時勢が傾き、「オナニー」は広い範囲を指す言葉でありあって、オナニーは入門できるものであり、挑戦できるものであり、研究できるものであるというように・・・・・・なんとなくそうなってきた。


じゃあ、、、なら、エロゲ的なものが快適なオナニーライフをサポートするのであれば、そこには説明と解説と指導と達成があるほうがより良い。つまり、一緒にオナニートレーニング。


いっしょにとれーにんぐ』というものがあった。そう、既にあった。但しオナニーではない。

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なにかと一緒にトレーニング、別にビリーズブートキャンプだってそうだしWii Fitだってそうだし、脳トレなんかもそうかもしれない。スポーツ的なトレーニングとオナニーはちょっと違うと思うかもしれないけど、でも同じだ。やり方とか好みとかはいろいろあるのは大前提で、それでもてきとうにやるよりは教本とかに沿って丁寧にやるほうが効果的なことは多い。
ゲームのインタラクティブな随所の励ましがあるとトレーニングは刺激-反応的な意味でふつうに気持ちが良くなるし、ゲームや映像の指導であっても指導や手本があるという状況はプレイヤー(トレーニングの場合は受講者と言うべき?)の動作や手順を丁寧なものにする。「自分一人でさあどうぞお好みのままに」というのではやはりルーチンの慣れと飽きを脱しにくいが、そこに一緒にオナニートレーニングをしてくれる先生がいれば、いつものオナニーでいいかげんになっていたひとつひとつのオナニーの所作や感覚に気づきが生まれ、それはより快適なものとなるでしょう。


「いまから10クリックで主人公が射精するよ」と教えてくれる最新のエロゲーがある。なら次に来るべきは「いまから10クリックで主人公と一緒に射精するのが一番気持ち良いよ」と教えてくれるエロゲだ。
「いまから50クリックの間は性器を触っちゃだめだよ」とか「これから20クリックの間はわたし(ヒロイン)のフェラチオをしっかり想像して感じてごらん」とか。そしてプレイ内容に何かしらの指向性と嗜好性を持って、それこそスローオナニーなんかが相性いいと思うけど、なら、プレイヤーと一緒にトレーニングして、より良い快適が生まれる。プレイヤーの嗜好に任せてお好みにというだけでは足りない、それはエロゲに限らずきっと、だから、エロゲで一緒にオナニートレーニング。