『素晴らしき日々〜不連続存在〜』で引用された本と音楽
ネタバレ注意。
素晴らしき日々〜不連続存在〜 3より引用
286 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 01:08:04 id:grvjJoys0
ついでに作中に出てきた本もまとめてくれると嬉しいな
いつか読んでみたいから
386 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 21:34:10 id:EQYMwd0s0
>>384
まったくだw
>>286
まとめてみた
作中でキャラクターが読んでいた書籍
純粋理性批判
シラノ・ド・ベルジュラック(原書も)
猫と共に去りぬ
作中でキャラクターが引用していた書籍
論理哲学論考(草稿もだったら全集の一巻)
エミリ・ディキンスン詩集
阿房列車
不思議の国のアリス
鏡の国のアリス
作品のモチーフ?になった書籍
ドグラ・マグラ
銀河鉄道の夜
らき☆すた
かんなぎ
387 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 21:36:47 id:mOvUTUk50
>>386
シラノは光文社古典新訳文庫のやつだってば
CGにうつってるのと文庫の表紙と同じだからw
388 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 21:37:42 ID:0bPzp4h50
>>386
「クトゥルー神話体系」はモチーフ?に入れておいてもいいんでは。
389 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 21:55:12 ID:3gsEfjobO
>>386
読んでいた本に「学識ある無知について」も追加で
390 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 22:02:22 id:h5V9p4F20
>>386
猫去りも新訳文庫だね。
「(シラノと)同じシリーズで、紙が厚めで裏写りしなくて読みやすいよ」
とか言ってたし。
391 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 22:15:36 id:nNDdh3XoO
ドグラマグラを参考に含めるなら、
うろ覚えだけれど、終ノ空での卓司の状態について、
小林泰三の『酔歩する男』をすかぢが挙げてたような
あと、埴谷雄高の『死霊』も
392 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 22:19:42 id:KI0o+V5l0
1章で由岐が屋上で読んでた
「空飛ぶ二十面相」
3章でざくろが読んでた
「予告された殺人の記録」
4章冒頭の「ジャバウォックの詩 沢崎順之介訳」は
ちくま文庫の「原典対照/ルイス・キャロル詩集」かな?
皆守が4章はじめに読んでた「リス檻」って「リスの檻」てやつかな?
あとは「フラットランド」「ブラックスワン」とか?
こちらで挙げられている本の一部は『終ノ空』でも引用されていましたが、随分と引用書籍が増えたものです。個人的には「シラノ・ド・ベルジュラック」「フラットランド」「リスの檻」あたりは読んでみたい。「リスの檻」ってトマス・M・ディッシュの作品なんですね。
また上で挙げられている以外にもイムレ・ラカトシュ、ブッツァーティ、「神聖モテモテ王国」も作中に出てきました。ラカトシュの書名は忘れましたが、ブッツァーティは光文社古典新訳文庫だったと思うので、となると「神を見た犬」だったでしょうか。
音楽のほうでは、サティ作曲「ピカデリー」「夢見る魚」とバッハ作曲「主よ人の望の喜びよ」がBGMとして使用されていました。サティの曲は作中でキャラクターが耳コピしたと言っていますが、少なくとも「ピカデリー」は原曲とはかなり異なるアレンジが加えられているのを確かめています。
「主よ人との望の喜びよ」は元はカンタータなのでピアノ曲ではありませんが、ピアノアレンジというならリパッティの演奏が名演とされているので聴くと良いかと。
夭折の天才リパッティによる演奏。
原曲はこういうふうです。
またBGM使用はありませんでしたが、ヨハン・シュトラウス2世作曲「観光列車(Vergnügungszug)」やムラヴィンスキーについても言及されました。
ニューイヤーコンサートでの「観光列車」の一例
ムラヴィンスキーは評伝もCDもたくさんあるので、興味のあるところから手を出せば大丈夫かと。
エフゲニー・ムラヴィンスキー - Wikipedia