Lauri-Volpiの「空と海」


この録音に触発されて、マイブームは「Cielo e Mar」。録音が素晴らしすぎる。ジャコモ・ラウリ=ヴォルピ(Giacomo Lauri-Volpi)の高音域、パッサージョから上はもう比類ない。この高音の鳴りはヘルゲ・ロスヴェンゲ以上。ラウリ=ヴォルピの高くなればなるほど魅力を発揮するってどこぞの少年漫画かという。チェレッティがラウリ=ヴォルピの歌い方を「尊大な」と評していたような気がするが、そのへんが格好良さの源だな。