このCDがすごい2009年版(私家版)
年末です。
ベストの季節です。
というわけで、今年度発売のCDから3枚選びましたのでそれを紹介。あと今年発売じゃないのも1枚。
過去にレビューを書いたものもありますが折角なのであらためて短評を添えておきます。
Cristiano Cremonini: Quel Lontano Canto Era D'Amore
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Bongiovanni (2009-06-30)
34歳の若いイタリアテノール。高音が素晴らしい。ピアノも華麗。曲は本当にマイナー曲なのに素晴らしい。魅力に充ち満ちた一枚。言葉にならない。歌曲の素晴らしさをきっと伝えてくれるはず。
Henry Purcell: Dido and Aeneas
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Alpha (2009-02-10)
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アンサンブルが素晴らしく気持ち良い。そしてそのアンサンブルを活かした演奏は痛快の極み。古楽復興はここまで達したのかと感服させられた一枚。
Anton Dermota Airen und Szenen
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Preiser (2009-03-10)
録音良し、演奏良し。あとは私がデルモータが好きという以上に語ることがありません。若い頃のデルモータは声の伸びが違いますね!明るくて、可憐で、優しい歌唱が堪能できる一枚ですです。
そしてこれは今年度発売ではなく、今年聴いた中から選んだ一枚。
Jon Vickers in Recital: My Song Resounds
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テノールの魅力、歌曲の魅力、リサイタルの魅力、ライブ録音の魅力、それぞれの曲の魅力、どれもこれもがこの活力に満ちた録音から溢れ出してくる。聴けて良かった一枚。
本年度ベスト評は以上です。
ちなみに今年聴いたCDは60組くらい。ボックスセットがいくつもあるので枚数だとどうなるかなあ。
私に、あなたに、音楽がありますように!