素晴らしい音楽を演奏するよ〜、って言って実際に音楽を流すかどうか

コメントを書きながら考える。
素晴らしい音楽を演奏するよ〜、って言って実際に音楽を流すかどうか。
・キラ☆キラ
・霞外籠逗留記
・SWANSONG
・Ricotte
ってああ書くまでもないな。これについては多分無数にある。
ちょっと歌う、ちょっと笛を吹く、ちょっと楽器でどんつくやる、というシーンは枚挙に暇がない。


基本的には流さないほうが無難。テキスト負けする可能性が高すぎる。
流す場合のメリット、
・物語、作品とプレイヤーの一体感。テキストだけでなく音もあったほうが一体感が増す
・印象。属性。音があれば聴くだけじゃなく口ずさめるんだぜ。
・メディアミックス


で、最近で一番成功したのがハルヒの学園祭ライブ、ということなんだろうなー。
キラ☆キラは売り上げ的に成功してそうだが、あのレベルの音楽は失敗の範囲内。
霞外籠逗留記は逃げた。


個人的に印象深いのはClannadのことみルート。
ことみのヴァイオリンの発表会で渚と椋がトライアングルとカスタネットという場面。
BGMとシナリオが一致していたというわけではなかったが、BGMはヴァイオリンのみで曲が一通り演奏されたあと、カスタネットとトライアングルが加わってくるというアレンジ。
ことみのヴァイオリン演奏はこれですよ!と押し付けてくるほどではなく、ほんわかと作品世界を想起させるに留めるBGMは非常にいい立ち位置を保っていた。
実際にことみと渚と椋が演奏、というのにBGMを合わせるとキャラの技量的とBGMが不一致を起こし一体感が壊れるということになっていたんじゃなかろうか。じゃなきゃ演奏が下手すぎてあまり聴き心地がよくないか。
あれは上手かった。