田中ロミオ「AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜」

AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫)

AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫)

堪能しました。
あまり感想書く必要を感じない小説ではある。作中とあとがきで全部分かるようになっている。古傷を抉る、忘れていたものに目を向けさせられる小説だが、そこから先は読み手個々人の楽しみ(いわゆる黒歴史であったとしても)だからな。この小説を期にそこら辺の書評ブログで過去開陳が相次いだりしないものかね。


ロミオファン向けに書くなら、ユメミルクスリ第4部という感じ。そしてムーレンジャー再び。5人集まったムーレンジャーは高い能力を発揮したが、15人集まった魔竜院の徒は押し黙るのがせいいっぱいというのは読むだにつらいね。


面白いとかつまらないとかいうのは書くまでもないだろう、ロミオだし。新刊を待望し、そして読めることに感謝。


参考用リンク
 http://mebae.jugem.jp/←挿絵の人の公式サイト
 シュヴァルの理想宮 - Wikipedia