ギュンター・ラミン/モスクワ・ライブ1954

ギュンター・ラミン/チェンバロ・リサイタル モスクワ・ライブ1954 (グリーンドア音楽出版 GDFS0023

良い。
闊達な演奏であり、あまりもってまわった解釈でないのがいい。
他の人のチェンバロ演奏と比べて、聴きやすい部類。
かといって軽いわけではない。
活力を感じる内容で、これをライブで聴いたなら今日はいい演奏会だったなあときっと満足するはず。

音質はモスクワという土地と年代を考えればまあこんなもの。

収録曲目に入っている即興演奏。
これが気になったのも買った理由のひとつ。
三つの主題を展開して13分くらいでまとめているがこれが随分とかっこよく、満足。
何かしら興味があるなら買って損ない内容のCDでしょう。