スレザーク/The Symposium Opera Collection Vol.15
気づいたらクラシックの記事から遠ざかっていたので。
レオ・スレザーク(Leo Slezak)/The Symposium Opera Collection Vol.15 (SYMPCD-1329)
まず音質が良い。
100年前の音をこの音質で聴けるということが嬉しい。
収録曲はスレザークの若い頃の録音が多く、Preiserのリート集で聴けるような歌い回しの妙よりも、ジーリとためをはれるファルセットの妙技を随所が多く聴けることが嬉しい。
スレザークの声の響きを鑑賞するなら特におすすめCD。
中でもGoldmark:サバの女王の「Magische Töne」が凄すぎて、他の誰がこんなふうに歌えるんだという演奏。
あれっ……
「レオ・スレザークの素敵な世界」さん、サイトが消えていたと思ったが繋がるわ。
このサイトは凄くありがたいサイト。
スレザークをメインに個人的に再生したSP録音を聴かせてくれる。
こちらのサイトで上述の「Magische Töne」(直アドレス:http://slezak.fam.cx/~leo/opera/C:magische%20toene.mp3)が聴けるのでぜひ。
リートだったらシューマン:「ミルテの花」より第2曲「胡桃の木」(http://slezak.fam.cx/~leo/lied/Nusbaum.mp3)が素晴らしい。
このサイトは紹介しだすととまらないのでこの辺で。
他にも歌に限らず多くのSPが聴ける上に演奏者の情報量も多く、一見の価値あるサイト。