スリランカ料理の本!ブータン料理のレシピ!

スリランカ料理の本が出てました。日本初だそうです!うれしい!香取薫の『家庭で作れるスリランカのカレーとスパイス料理』という本です。
私の分かる範囲では基本的な料理はちゃんと全部おさえているっぽいし内容的にも80ページの本ではあるけどしっかりしている感じ。
著者のブログにこの本に対する気合いの入れようが具体的に書いてあるので読んでみるといいかも。入魂の1冊!日本初のスリランカ料理レシピ本発売。 : インド料理研究家 香取薫 日記

この本でこだわったことはたくさんありますが、中でもお伝えしたいのは、
ココナッツミルクの使用に関して、缶を使うのかパウダーを溶くのか、全てのレシピにその両方のケースの分量を併記したことです。

とか言われて首肯。


しばらく前にナタラジのレシピ本が出たこともうれしかったけれど、スリランカ料理の本が出るのは重ねてうれしい。料理本は積み重なってこそ見える部分もあるだろうから、これを皮切りにスリランカ料理の本が充実するといいなあ。

自然派インド料理ナタラジレシピブック
Nataraj(ナタラジ)
パルコ
売り上げランキング: 36276



さらにこの『辛いがうまい』という唐辛子フィーチャーっぽい料理本も出てたけどこれもすばらしい。


料理店のレシピ寄せ集め系の料理本はあまりぴんとこない印象があったけど、どうしてこの本は見てみたらとても良い本。具体的にはブータン料理とかチュニジア料理とかのレシピが載ってるあたりがすばらしい。レシピで見るとやっぱりいろいろ組み合わせの感覚が違うように見受けられる、読んでいて新鮮。契約農家でつくっていると書いてあるブータン品種の唐辛子がふつうのスーパーで買えるようになるといいなあ、料理の幅もひろがるなあ。


自分が最近おさえた本だとアラン・デュカスの『ナチュール』という本も、これはスリランカ料理のスパイス使いとかの感覚とは逆に素材使いが読んでいるだけですばらしい本で、良い本でした。胸のすくような料理。