「天の光はすべて星」 フレドリック・ブラウン

天の光はすべて星 (ハヤカワ文庫 SF フ 1-4)

いやはや面白かった。過去の名作なんだろうが古びていない。
志のＳＦとでも言おうか。何でＳＦなんだ、ＳＦのどこがそうも魅力的なんだというのが世界観と主要人物を通してくっきりと書かれていた。ロケットの航法なんかがテーマなら内容は古びもしようが、この作品みたいに宇宙への想いをテーマに据えられると今読んでも流石な古典。
エムバッシの考え方は「虎よ！虎よ！」とか「宇宙消失」を思い出した。こういう連想の契機になるような作品は他のＳＦが読みたくなるな。

メガラフターのサブタイでオマージュあったけど、「天の光はすべて敵」だったっけ？とか思ったら、それは「天元突破グレンラガン」のサブタイトルだった。
「絶対地球防衛機メガラフター」のほうは「天の光はすべてエイリアン」でした。ニャントロロ〜