『LOVERSOULファンディスク 〜恋魂詰〜』 感想

LOVERSOULファンディスク 〜恋魂詰〜」の主だったところ終了。具体的には京ルート。
「STEP×STEADY」は未プレイだったので、内容見てどうしようかと思った(基本的に「STEP×STEADY」の短編が収録、しかもエロ寄り)が何とかなった、というか意外と楽しめた。音全部切って絵と文だけでプレイしたのでちゃんとした感想だとは思えないがまあ。


システムについてちょっと。
今回基本的にウィンドウで文章が表示されるのだが、文字背景が白色だからか濃淡の調節をしても若干読み難い。さして声高に言うことでもないがまあ。


メインであろう京ルート。「STEP×STEADY」で非攻略対象だったキャラをメインに据えた一本のよう。
まず一瞬で終わったらどうしようという不安があったが、ファンディスクとして十分な長さがあったということで一安心。シナリオは、前半部は特に良かった。後ろのほうはそこそこ。殆どがヒロインと主人公の対話に終始するせいか、「STEP×STEADY」未プレイなことが全然気にならなかった。キャラクター性というものについて考えさせられてしまいそうだ。今回は、会話はそこまで迂遠ではなかった。その分キャラクター同士の関わり合いが迂遠だったような。「距離感」という言葉をキーワードに語られるくだりが印象的だった。
想像はつくと思うが、印象に残るような物語の起伏は無かった。が、それでも今作もかなりいい出来だった。京シナリオは捨て所の少なさを思うに、むしろ近作の中でも出来のいい方かもしれない。
クリア後にやり直すと別ルートもあって、そちらはまだ終わってません><


宇宙。
宇宙としか言いようがない。「STEP×STEADY」キャラが大挙して出てくるので投げそうになった、が何とかプレイ。やってみた感じ、大ネタというか話の主軸は「STEP×STEADY」とは無関係なので意外と支障はないかも。面白いかどうかは、どうだろう。好意的に捉えたらそこそこ。SFが好きならライターに共感して好意的にプレイできそう。SFに興味がないと、なぜファンディスクにこのシナリオが入っているのかと否定的見解に至りそう。


日本一。
春萌おまけ日本一よりは劣る印象。理由はきっと中日への愛情不足。日ハムファンの方が楽しめそう。2007年中日がノリに始まりノリに終わったことと沙緒さんをもっと絡めてくれてればとか。


中日ファン向け