ムンテアヌーの歌曲

ペトレ・ムンテアヌーの歌曲集(美しき水車小屋の娘、白鳥の歌、リーダークライス、詩人の恋)を聴いている。
幾分衝動的に買った。
ムンテアヌーの声は、シモノーと似た感じで、フランス系で見られるような突き抜けない発声。
で、その発声はあまり好みではないため、そう期待もしていなかったのだが、いい意味で裏切られた。
全編遅めのテンポ設定で曲をつくっていて、ピアノも歌も静かめ。
この曲づくりが、他に無い所まで行っている。
全部で効果的とまでは言わないが、住み処とかリーダークライスの1曲目とか、普通は激しかったり快速だったりするもので、非常に面白い演奏となっている。
引き続き聴き込みたい。ただ、色々買ったから手(耳)が回るかどうか。